シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2015/01/24

エアインジェクションパイプ折れる Air injection pipe was broken


最近、高負荷時のエンジン音の変化が気になっていた。
定常走行では変わらないが、発進時や登坂で負荷がかかるときに左バンクからパタパタと音がします。
ちょっと前に吸気系やプラグの緩みを点検しましたが特に異常は見当たらず。

気のせいかなと思ってしばらく放置していたら、偶然にもアンダーパネルに転がっている2次エアのインジェクションパイプを発見。
エアポンプからのラインを外してしまっているので、画像の太い方のワンウェイバルブの重量で振られて金属疲労で折れてしまったようです。

体感的なパワーに変化はありませんが、当然そこから排気は漏れている訳で放置する訳にはいきません。
GSの時代はエキマニにつながってるんでしょうか。
エキマニを外して溶接で埋めるか、あるいはエキマニ要交換。

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