シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2017/11/24

ステアリングラックのブッシュ交換

ステアリングラックのプリロード調整がどうにもうまくいかずゴリゴリするので、中古ラックアセンブリーを本国より取り寄せた。

オーバーホールするとラック&ピニオンとプリロードのスプリングは確かに状態が良いが、右サイドにあるゴムブッシュにガタがある状態なので要交換。
といってもパーツが販売されていないので再び困ってしまった。
必要なサイズは、内径20mm、外径27mm、幅15mmのゴムブッシュです

さんざん適合するブッシュを探したが見つからないし、まれにデッドストックのオリジナルパーツが出ていることがあるが、ゴム製品なので縮んでしまっていて使えない。

ようやくラジエターホースに同じ径のものがあったので幅15mmに輪切りにして作ったが、かなりきつい。削ったりしてはめ込んだが耐久性には自信がないのでテストを兼ねて使用してみることにします。
皆さんはどうやってこのパーツを手に入れているのだろう?
めったにないホースサイズなので欲しい方がいれば無料でカットしてお譲りします。送料のみ負担ください。

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